ARTWORK

「少しもしっくりこない夜明け」

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200mmx150mm
2026
雲肌麻紙、岩絵具


カテゴリー: 日本画
タグ: [第17回みんなの美術展応募作品, オリジナル, 複製版画化希望]
夜明けはいつも、私たちが望む時間には訪れない——そんな気がしてならない。
報われない祈りがあり、いつだって出来事は少しだけ遅れてやってくる。
画面の中の人物は、静かに遠くを見つめている。
現れるはずでありながら、ついぞ訪れることのない「その瞬間」を待っているかのように。
柔らかい色彩、星屑のような装飾、そして切り取られた空間。
それらはすべて、夢と現実のあわいに漂う世界を形作っている。
私が描きたかったのは、具体的な「夜明け」そのものではない。
夜明けが訪れるまでの、あの時間——行き先も終わりも見えないまま、それでもなお佇み続ける、あの「静かな眩暈」のような待ちの姿勢なのだ。

プロダクトデザイン学部 卒業
京都芸術大学美術工芸学科 在学中

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