ARTWORK

モダン日本チェス

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45mm×45mm×70mm(32個)
プラスチック、スプレー塗装、光造形式3Dプリント


カテゴリー: 彫刻
タグ: [第15回みんなの美術展応募作品, オリジナル, 未発表作品]
チェスの駒の役を従来のものから、現代日本の役に置き換えた作品。楽しく遊ぶことを望むが、それと同時に何故その役にその役職が当てはまるのか、また何を意味する造形なのか想像を膨らまして欲しい。
参考までに、それぞれの役と軽い説明を。
ポーン:民衆、人は溢れかえり、似たり寄ったりにも見える。しかし、みな可能性の卵で何にでもなれる可能性を秘めている。
ナイト:医者、現代で刃物で人を切ることもある仕事は医者。社会的地位も高く、良い馬(車)に乗っている。
ルーク:農耕車、現代日本の砦は農業。中でも農耕社は前進の印象が強い。
ビショップ:コンピューター、現代日本で人々に助言をするのはコンピューターだ。
クイーン:貨幣制度、この世で最も強い力と言ってもいいほどの力。最強の駒たるクイーンに相応しい。
キング:国会議事堂、国の要。日本の王は国民みんな。

大阪芸術大学でガラス工芸を専攻している黒松航です。専攻はガラス工芸ですが、立体作品を中心に「日常と美術を繋ぐ」をテーマに制作しています。

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