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第12回みんなの美術展の表彰作品が決定しました

第12回公募展みんなの美術展に作品をご応募いただいた作家の皆さんありがとうございました。
今回も多くの作家の皆様から多様な作品を応募いただき応募総数は150作品でしたが、展示中において、一部の作家のご都合により作品の取り下げがありましたので展示中の作品の点数に変化がありました。
今回も新規作家の応募作品数が増加したこともあり、前回展にも増してバラエティーに富んだ素晴らしい作品を拝見できます事は、主催者として大いなる喜びです。
応募いただいた作家の皆様には改めて御礼申し上げます。
表彰作品の選考に当たっては、従来通り“みんなの美術展”と同様にバーチャル画廊のオーナーであるキュレーターの皆さんの選考作品から、より多くのキュレーターに選考された作品について閲覧者の皆様の“いいね”評価も参考にさせていただきながら順に表彰作品とする方式を採りました。
キュレーションは前回同様の6名のキュレーターの皆様におこなっていただきました。

<受賞作品の発表>
今回はキュレーターの皆さんそれぞれの心を捉えた素晴らしい作品が多くあり、僅差での選考結果となりましたので、みなーと大賞およびみなーと作品賞には、それぞれに相応しい作品が選考されました。
また、みなーと特別賞は特別賛助会員皆さんの審査により2作品を決定しました。
各賞受賞作品は以下の通りです。

みなーと大賞

平面作品部門

怒どどドーン

作者:肋骨

コメント:奥深い怒りや、妬みや、憎悪の背後に秘めた喜怒哀楽など、様々な感情を鋭い観察力と巧みな表現力でユーモアたっぷりに描いていて刺激的な作品です。


みなーと注目作品賞(3作品)

平面作品部門

Time traveler~江戸得古(エコ)学ツアー

作者:聖柄さぎり

コメント:画面のどこをとっても江戸の生活、そこに現代人がダイムスリップ、その現代人を探すのが楽しく、作家の仕掛けに嵌り、時間を忘れ見入ってしまう。

立体作品部門

wind

作者:小木曽華子

コメント:風に吹かれ飛ばされないように踏ん張る石、軽やかな風や清涼な空気の流れを感じる。また、波に浮かぶ軽石のようにも見え、石とガラスの素材感の取り合わせが、様々な連想を膨らませ、巧みである。

立体作品部門

四面楚歌

作者:nakano takumi

コメント:ゴチャゴチャした建物が作者の創造の世界を組み立てていく。工場、住宅、商店、ホテルなど密集した構築物、周りの人間にとって入る隙もない(入りたくもない)まさに四面楚歌。模型を超えた表現の巧みさと面白さを感じる。


みなーと特別賞(2作品)

立体作品部門

鳥たちの詩

作者:Mimmo

コメント:石灰岩の持つ質感と優しいフォルム、淡い羽根の色、作品からは美しいさえずりが聞こえてきそうです。鳥たちは何を語らっているのでしょうか?

平面作品部門

ポーカーフェイス

作者:Gento

コメント:鮮やかな刺繍糸が鳳凰の華やかさとマッチしていて美しい、一針一針刺している時間と暖かさと楽しさを想像し、ほっこりとさせられる。糸には違った魅力があります。 枠にとらわれずに尾羽の伸びやかさが表現されると、さらに鳳凰らしさが出るのではないでしょうか。


総評および今後の活動展開のご紹介

今回のみんなの美術展は、2月1日~3月31日を期間として公募を行いました。
前回展にも増してバラエティーに富んだ素晴らしい作品を拝見することができました。応募いただいた作家の皆様には改めて御礼申し上げます。
その中でも新規作家やネット公募展らしいユニークな作品の応募が眼につきました。形や大きさに制限されない多様な作品の応募を可能とすることが当法人の開催する「公募展みんなの美術展」の特徴として定着しつつあるように見え、存在感が増しているのではと自負するところです。
一方、物価高騰の折、一般社団法人アマチュア芸術館の運営も例外ではなく厳しい状況ですが、「公募展みんなの美術展」が多くの皆様のお役に立てるようでき得る限り活動を継続して行く予定です。
作家の皆さん、閲覧者の皆さんにも、より魅力的なWebサイトとして行きたいと考えておりますので、引き続きご支援をよろしくお願い致します。


次回開催日程:
次回、第13回公募展みんなの美術展は、2024年8月1日~9月30日までを応募期間として開催を予定しております。
詳細は後日本Webサイト上でお知らせいたします。
より多くの皆様の作品ご応募、閲覧を期待しております。

お願い:
以前よりお知らせしておりますが、バーチャルギャラリーで紹介された作品に関しましては、賛助会員、閲覧者など関係者から購入希望のある作品もありますので、作者の皆様へは個別に作品販売の可否をお伺いする場合があります。その際には対応をよろしくお願い致します。
また、キュレーターは6名の方に参加いただいておりますが、キュレーターとしてみんなの美術展の活動に参加いただける方を引き続き募集しています。キュレーターとしてバーチャル画廊のオーナーを希望される方は振るって応募いただきますようお願いします。
多くの作家の方々のご応募と多くの皆様のご支援を引き続き期待しております。


2024年5月28日
一般社団法人アマチュア芸術館
代表理事 矢島虎雄

 

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