第5回みんなの美術展の表彰作品が決定しました。
今回の応募作品の総数は51点でした。作品点数が少ない中でもコロナ下での厳しい生活を余儀なくされている方々の心を癒してくれそうな作品が目立ちました。
あらためて感謝いたします。
さて、各賞の選考結果ですが、応募作品が少なかった中で、多くのキュレーターの心を捉えた作品が無く、残念ながらみなーと大賞該当作はありませんでした。
一方で、みなーと注目作品賞が3点、みなーと特別賞は2点の選考結果となりました。
表彰作品の選考に当たっては、前々回からの“みんなの美術展”と同様にバーチャル画廊のオーナーであるキュレーターの皆さんの選考作品から、より多くのキュレーターに選考された作品について閲覧者の皆様の“いいね”評価も参考にさせていただきながら順に表彰作品とする方式を採りました。
また、洋画部門と日本画部門とを合わせ平面作品部門、彫刻部門と工芸部門を合わせて立体作品部門とし、以下のようにみなーと注目作品賞3点を決定いたしました。みなーと特別賞は特別賛助会員皆さんの審査により2作品を決定しました。
今回該当作品は残念ながらありませんでした。
今回のみんなの美術展は、6月1日~7月31日を期間として公募を行いました。
期間当初の新型コロナウイルスによる各種公募展の中止や美術館の休館など想定を超える厳しい状況の中で、バーチャル美術館であるみんなの美術館はこの様な時にこそ、新型コロナウイルスの影響による様々な制約の中で窮屈な生活を余儀なくされている作家や閲覧者の皆様がお互いにエールを送り合えるよう公募テーマ「芸術でエールを、芸術のエールを!」を設定しましたが、残念ながら認知が不十分であった結果応募点数の減少傾向を挽回することはできませんでした。
みんなの美術展の活動は年3回開催を目標として進めてまいりましたが、この様な応募点数減少の状況を考慮し、次回以降開催回数の見直しを行い年2回の開催とし、認知期間と応募作家の皆さんの作品製作期間の確保を十分に行えるように致したいと考えております。 私事ではありますが、第5回展の期間中に病気治療のため入院し現在も自宅療養中という事情もあり開催回数の見直しが必要と判断いたしました。
開催回数は減りますが、作家の皆さん、閲覧者の皆さんにより魅力的なWebサイトとして行きたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願い致します。
次回開催予定:
次回第6回公募展みんなの美術展は2021年2月1日~3月31日までを応募期間として開催したいと考えており、詳細につきましては2020年12月に公表する予定ですのでよろしくお願い致します。
なお、以前よりお知らせしている通り、バーチャルギャラリーで選考、紹介された作品に関しましては、賛助会員、閲覧者など関係者から購入希望のある作品もありますので、作者の皆様へは個別に作品販売の可否をお伺いする場合があります。その際には対応をよろしくお願い致します。
なお、キュレーターは現在6名の方に参加いただいておりますが、キュレーターとしてみんなの美術展の活動に参加いただける方を募集しています。キュレーターとしてバーチャル画廊のオーナーを希望される方は振るって応募いただきますようお願いします。
多くの作家の方々のご応募と多くの皆様のご支援を引き続き期待しております。
2020年9月28日
一般社団法人アマチュア芸術館
代表理事 矢島虎雄