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コラム 作家紹介 第1回 酒井慶二郎氏

コラム 作家紹介 第1回 酒井慶二郎氏

大きな画面一杯に咲いた花々、一部の花は画面から飛び出して自由に咲き乱れ生命を謳歌している。
見る者にも活力を与えてくれる、生命力あふれる絵である。

描いたのは酒井慶二郎氏27歳、幼少のころから描くことに特別な才能を発揮していたとの事であるが、彼にプロとかアマチュアとかの境はない、素直な感性をそのまま持ち続け、それが大きな画面にそのまま表現していることが観る者を引き付ける所以であろう。

その表現を極めるために画材にも拘っているようで、和紙の素材を活かしアクリル絵の具で色付けしており、和紙の持つ凸凹としたマチュエールと透明感を見事に使い独自の表現を追求している。
これからどのような作品が生まれるのか楽しみな作家である。

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