ARTWORK

野沢菜の漬物づくり前工程 ( のざな の つけものづくり まえこうてい )

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作品寸法:F10  透明水彩:ターナー色彩   ワトソン紙ホワイト

カテゴリー: 洋画
タグ: [オリジナル, 第12回みんなの美術展応募作品, 水彩画]
 農家の方から、野沢菜の束を戴きました。稲わらで束ねてあります。
 子供の頃、我が家でも、父と母は《 野沢菜漬け》を作りました。その日は、ご近所の おばちゃんたちが《お菜洗い:おなあらい》の お手伝いに来ます。母は早く起きておもてなしのごちそう作り。子供もそれなりの役割が有りました。僕は、お茶うけ用の「たい焼き」買いの使い走りです。他の者を使いに出すと、帰りの途中で 食べてしまうかもしれない からです。菜っ葉の蕪は、切り落としますが決して捨てません。乾したうえで煮物か何かの食材になった筈です。洗う過程でどうしても出てしまう 葉っぱの切れ端 ですら、おばちゃん達は お汁 にして楽しんでいました。
 懐かしい思い出です。

遡ること65年前の一高校美術部アトリエでは日々、顧問の先生の指導の下、部員は研鑽していました。卒業後もその絆は強く、50歳代後半より計8回のビエンナーレ展を開きましたが寄る年波で9回目以降が開催出来るかどうか・・です。

現在地へ転居して約15年経ちました。僕は、もとより全くのアマチュアですが、当地転居後は地元の愛好者会展へ入会し、出品、入賞させていただいたり、某市立美術館の企画展出品入選などの時間を過ごしています。

僕の愚作は、其の時其の儘、身の回りの物を気ままに描いたものです。当面は、数年前の作品から展示、徐々に最近作へと展示させて戴きます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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