ARTWORK

Dropout.

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530×455mm
Acrylic on canvas


カテゴリー: 洋画
タグ: [第9回みんなの美術展応募作品, アクリル画, 未発表作品, オリジナル]
■作品キャプション
 社会が決めたキャリアとは違う道を歩もうとする時、そこにしがみつく人々にとっては、ビルの上から飛び降りるような自殺行為なのかもしれない。でも、僕にとってはそれが不自由からの解放なのだ。

■作品説明
絵ではビルから飛び降りる青年が中心となって描かれている。
その青年を他の社員がビルの窓から他人事のような顔で見つめている。
一方で飛び降りている青年は満面の笑みだ。

この絵は、会社員をしながら絵の活動を続けていく中で生まれた、僕の感情を表現しています。
会社属すると、評価されない人間は劣っているような感覚を持ってしまうが、
それはただ会社の評価軸に合わないだけあって、その評価軸がすべてではない。
一歩踏み出したときに世界が広がるのだと思う。

四年制私立大学卒業後、2019年からイラストレーターとして創作を始める。
日常生活から着想を得た、ポップ且つメッセージ性の強い作品が20代を中心に支持を集め、活動開始からわずか半年で渋谷TSUTAYAでのPOPUPを開催。
数々の飲食店やアーティストとのコラボレーションを行い、2022年にはアメリカのR&Bシンガー、Pink Sweatsの新曲MVでアートワークを手掛ける等、幅広く活躍している。
2021年から、イラストレーションと並行して、アクリル絵の具とキャンバスを用いた平面作品の制作を行なっている。
作品制作で大切にしていることは、自らのアイデンティティについて迷うような出来事、その時の内なる感情の揺れ動きを元に制作すること。なぜなら、アイデンティティの揺れ動きを作品に残すことで、自身の輪郭がくっきりして、迷いが昇華される感覚があるからだ。
作品は普段、自ら個展を企画し発表している。営業、ディレクションを含めて全て自身で行っている。今後も作品を作り、さまざまな人に自分の作品を見せていきたい。

▪︎出展歴
 個展 5回(2019,2021,2021,2022,2022)
 グループ展(2020,2021)
▪︎受賞歴
 無し
▪︎最終学歴
 法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科

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