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臼井清

ID: KiyoshiUsui

バーチャルギャラリー Bi・アート

バーチャルギャラリー Bi・アート

パンケーキ

RUBY2D

食べ物のパワーを感じるポップな雰囲気が好きです。
色々なメニューでシリーズとして見たいです。

Screaming baby

NZM

ベビーなのにかわいくない、にくたらしい「叫び」が聞こえてきます。
でも、眺めているうちに何とも愛らしくなるところがうまい!

時空間

芝岡のりこ

バランスがいいなぁという第一印象。
狙った構成にまんまとこちらがはめられている気もしますが、そこが心地よいです。

WE

Kho-K (Kaho Katayama)

心の触れ合いは意外にグロテスクであることを思い出せてくれます。
血液がお互いを駆け巡るような「私たち」を想像しました。

春 ~土埃と花粉症~

富田憲之

うららかな春から、不快な春への転換がアクションペインティングのように画面に展開。
早く春が終わって欲しい気持ちが見て取れます。

NINJA

キャリー片岡

一言、楽しい! 
リズム感があるなか、意外に忍者があまり俊敏に見えないのも面白い。

思わず「割って」みたくなる一瞬の輝きを感じました。
卵のような形から、中から生まれてくるものも期待してきます。

#つながらない

白石綾乃

現代の曼荼羅でしょうか。
「パターン」の繰り返しが、つながっているようでつながらないSNSのやり取りに見えてきました

トイレ

坂口亭タイガース

くらい、暗い…。でも落ち着く気もする。
トイレの閉鎖的空間が、どこまでも深く続いてくように感じる質感

歩む人

Mimmo

千鳥足のようにも見えるし、しっかりと踏みしめながら歩いているようにも見える。
タイトルをいくらでも変えて創造ふくらますこともできそう。

気球に乗ってアフリカへ

ねえねえ

鮮やかな色彩がアフリカの熱量を感じさせてくれます。見ているだけで、元気がもらえるような作品で、リビングなどに飾っておくと、曇りの日にも気持ちが晴れやかになりそうです。クジラとライオンのマッチングも目を引きます。

雨音

遠藤まめ

「雨って、何か暗い感じがする」「雨が続くと湯鬱な気持ちになる」 …雨のネガティブなイメージが感じられる画面なのに、しんみりと染みわたる雨音が響くような雰囲気、静謐な空気感。何とも味わい深いです。

溢れる

Takamasa Takai

「そうか、苦しい時に描いたのか…」と、キャプションをみて納得した作品ですが、改めて眺めてみると、気持ちの明暗や、移ろい行く気分など、心象風景の動きが画面の中に見えてくる作品です。じっくり噛みしめるほどに、味がでてくるおつまみのような雰囲気? 好きです。

『湯浅の風景~太田家』

大地義彦

昭和レトロですね…と簡単に片づけられない、懐かしさだけではない、異空間と出会ったような面白さがあります。曲がっているような、いないような道。自転車に乗った人物はどこからきてどこへ行くのか。…色々と想像を膨らませてストーリーができそう。人情噺だけでなくSFもいけそうです。

和菓子大集合

CCH

和菓子、本当にお好きなんだなぁ。一つ一つ、本当に食べちゃいたいくらい愛でている感じが、伝わってきます。気持ちが描写に乗っているので、写実以上にリアルです。和菓子たちが、競って自分の魅力を訴えてくるようにも見えて、微笑ましいです。

「緑の家 8月32日」粘土細工

nendoziker(ねんどざいかー)

「あぁ、暑い夏の一日。朽ちた家の周りで、一体自分は何をしているのだろう…」と、思わず情景の中に入りこんでしまいました。緑の匂いも、蒸し暑い空気の流れも、感じられようです。無人となった実家(廃屋)をこうした形で残していくのもいいかもなぁと、ふと。

旅立ちの日

おゆみ

旅立つ際の不安と期待の入り混じった気持ちが、たんぽぽの綿毛に象徴されていますね。頼りなげなのに、花を咲かそうという強い意志が表現されているように思えます。水彩画のパステルな色調とテーマが、うまく合っているなぁと感じました。

夢見る考古学者

力丸(りきまる)

普通の人間なら見逃しがちなところから、じっくりと丁寧に価値あるものを「発掘」する考古学者のイメージが、ミニュチュアという表現方法と凄くフィットしています。細部まで目を凝らして見ているうちに、新しい「発見」がありそう。