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影より

佐藤ツクル

ブロインズのような質感で、重厚感のある作品である。６枚のパネルに段差をつけたことと上部には、徐々に大きさが異なる三角のトゲを並べて、影を有効に使って鋭さと柔らかさが表現されており、見応えのある作品となっている。表面の抽象的なマチエールも心地よい。

言葉がなかったら

須藤倖

虫食いのようなノートの１ページ。私には、左右からの虫の会話のように見えた。意味のわからない形は、言葉以上に想像力を掻き立てる。大型化したのがいい。